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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第4節  文化財の保存と活用
6  歴史的集落・町並みの保存と活用


 文化庁では,昭和50年の伝統的建造物群保存地区制度の発足以来,城下町,宿場町,門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存を実施しています。同制度の内容については,以下のとおりです。

{1}市町村は,伝統的建造物群保存地区を定め,保存地区の現状を変更する行為の規制などの措置を講じ,保護を図る。
{2}国は,市町村の申出に基づき,各地域の伝統的建造物群保存地区の中から価値の高いものを重要伝統的建造物群保存地区として選定し,市町村の保存事業への財政的援助や必要な指導・助言などを通じて,保護を図る。

 近年では,平成14年5月に,近世初頭に形成された城下町の町人地として成立し,廃城後も商業地として発展した町で,塗屋造妻入の特徴ある町家が建ち並ぶ八女市八女福島伝統的建造物群保存地区(福岡県)を重要伝統的建造物群保存地区に選定しました。16年1月現在,同保存地区は全国で56市町村62地区となっています。

 国は,重要伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物の保存修理,防災施設などの設置,建物や土地の公有化などのうち市町村が行う事業に対して補助を行っています。近年では防災施設の整備事業や伝統的建造物の公開活用事業などを積極的に進めています。

 なお,伝統的建造物や建造物の敷地については,固定資産税について,軽減措置があります。

「八女市八女福島伝統的建造物群保存地区」(福岡県)


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