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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第2節  芸術創造活動の推進
2  メディア芸術の振興


 近年の技術の進展に伴い誕生したコンピュータ・グラフィックス,ゲーム・ソフトなどの新しいメディア *2 を活用した芸術の発展が期待されています。この中でも,映画やアニメーション,漫画については,我が国の作品が国外でも親しまれるようになってきており,「知的財産立国」の実現に向けて重要な役割を果たすことが期待されています。


*2 メディア

情報を頒布する手段のこと。


(1) メディア芸術の振興

 新しいメディア芸術の振興を図るため,文化庁では,優れたメディア芸術作品の発表や顕彰,鑑賞の場である「文化庁メディア芸術祭」を開催するとともに,海外のメディア芸術祭への参加なども支援しています。

平成14年度(第6回)文化庁メディア芸術祭 受賞作品


(2) 映画の振興

 文化庁では,「文化芸術創造プラン」の中で映画製作に対する重点支援を行っているほか,海外映画祭などへの出品などの支援,新人監督やシナリオ作家の作品の製作支援,地域において企画・制作される作品の製作支援,優秀映画賞やメディア芸術祭の開催などを行っています。そのほか,我が国の映画振興の拠点である東京国立近代美術館フィルムセンターでの日本映画の企画上映や,国際映画祭への出品支援,貴重な映画フィルムの修復,映画製作専門家の養成,日本芸術文化振興会での映画の製作費助成などが行われています。

 また,平成14年5月から「映画振興に関する懇談会」を開催し,映画の製作活動と上映活動に対する支援方策などについて幅広く検討を行い,15年4月24日に,「これからの日本映画の振興について〜日本映画の再生のために〜」が高野悦子座長(岩波ホール総支配人)から文化庁長官に手渡されました。本提言では,国が今後行っていくべき映画振興策が挙げられており,具体的な施策として12の柱が設けられています。主なものとしては,「日本映画フィルムの保存を行う制度の創設」,「新たな製作支援形態の導入」などがあり,文化庁では,これらの提言の実現に向けて,積極的に検討を進めています。


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