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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  心豊かで元気のある社会を実現するための「文化力」の向上
第1節  文化振興施策の総合的な推進
3  文化振興のための予算措置


 平成15年度の文化庁予算は,近年の厳しい財政状況下の中で,対前年度約18億円(1.9%)増の1,003億円となっており,これは,文部科学省一般会計予算の1.59%,国の一般会計予算の0.12%に当たります。

 平成15年度においては,「文化芸術立国推進プロジェクト」として,14年度に創設した「文化芸術創造プラン」と,15年度に創設した「『日本文化の魅力』発見・発信プラン」とを併せて推進することとしています。このうち,「文化芸術創造プラン」では,オペラ,バレエ,映画などの優れた芸術の創造のための重点支援,世界に羽ばたく新進芸術家の養成,子どもの文化芸術体験活動の推進の三つを柱とした施策を実施しています。また,「『日本文化の魅力』発見・発信プラン」では,伝統文化など地域文化活動の推進による活力ある地域の再生や,優れた日本文化の国内外への発信を図っています。

 さらに,文化庁では,国民共有の貴重な財産である文化財の活用と次世代への継承を進めるとともに,国立新美術館,九州国立博物館(仮称),国立劇場おきなわ(平成16年1月開場)の整備などによる文化振興のための基盤整備を図っています。

 このほか,日本芸術文化振興会に設けられた芸術文化振興基金では,芸術文化活動に対する幅広い助成を行っています( 図2-9-1 )。

図2-9-1 平成15年度文化庁予算(分野別)


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