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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第5章  科学技術・学術政策の総合的推進
第2節  学術の振興
1  学術研究の意義


 大学を中心として行われる学術研究は,{1}新しい法則や原理の発見,{2}方法論の確立,{3}新しい知識や技術の体系化とその応用,{4}先端的な学問領域の開拓,{5}これまで人類が蓄積してきた精神文化の継承などを目指すものです。このように,学術研究は,真理の探究という人間の知的欲求に根ざした普遍的な知的創造活動であり,人文・社会科学から自然科学までのあらゆる学問分野において,研究者の自由な発想と自主的な研究意欲を源泉として展開されるところに大きな特徴があります。また,学術研究の成果は,人類の知的共有財産として,それ自体優れた文化的価値を持っていますが,同時に,その応用や技術化を通じて国民生活を豊かにするなど,社会経済の発展にも大きく貢献しており,国が中心となって学術研究の振興に努めることが必要です。

 今日,地球環境問題やエネルギー・資源問題など地球的規模での問題が顕在化・深刻化しています。これらの課題を解決し,人類の未来を切りひらいていくために,学術研究の成果に対して大きな期待が寄せられています。多様で先導的・独創的な学術研究の推進を通じて,優れた学術や文化が日本から生み出されていると世界の人々に受け止めてもらえる「知的存在感のある国」を目指すことが重要です。


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