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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第3章  高等教育の多様な発展のために
第3節  大学入学者選抜の改善
(2)  各大学における入学者選抜の工夫改善


 各大学においては,それぞれの教育理念などにふさわしい資質を持った「求める学生」を適切に見いだすことが重要であり,そのため,入学者選抜において,評価尺度を多元化・複数化し,受験生の能力・適性などを多面的に判定する方向で改善に向けた取組を進めています。近年では,学力検査だけでなく,面接,小論文,実技検査,リスニングテストなどを実施する大学や,推薦入学,帰国子女・社会人などを対象とする特別選抜を導入する大学も年々増加しています。

 また,学力検査に重点を置かず,高等学校における活動を評価した書類や本人が書いた志望理由書などの詳細な書類と時間を掛けた丁寧な面接などを組み合わせて受験生を多面的かつ総合的に評価するきめ細やかな選抜である「アドミッション・オフィス入試」を導入する大学が年々増加してきており,平成15年度入試では,337の国公私立大学(全大学の約49%)で実施されており,今後もますます増加することが予想されます。

 なお,平成16年度から国立大学が法人化され,今後各大学の自主性・自立性が向上することから,学生に対する教育の充実を図るための様々な取組と併せて,入学者選抜においても各大学の個性や特色を発揮した多様な選抜が一層進められることが期待されます。文部科学省としては,高等学校教育との接続などを踏まえつつ,各大学においてこのような入試改革の取組が進められるよう促していくこととしています。


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