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第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
  高等教育改革Q&A?
  Question13


薬学部について6年制にすると聞きましたが,本当ですか。

Answer

 医療技術の高度化,医薬分業の進展などを背景に,薬学を巡る状況が大きく変化しています。その中で,薬剤師には,基本的な知識・技術はもとより,豊かな人間性,高い倫理観,医療人としての教養,課題発見能力・問題解決能力,現場で通用する実践力など,より高い資質が求められています。

 21世紀を担う良き医療人としての薬剤師の養成に当たっては,教養教育を充実しつつ,臨床現場において相当期間の実務実習を行うなど,実学としての医療薬学を十分に学習する必要があります。また,従前のような詰め込み教育にならないようにすることも重要です。こうした様々な要請にこたえるためには,現在の4年間の修業年限では不十分だと考えられます。

 そのため,平成14年10月から,文部科学省の「薬学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」において,薬学教育におけるカリキュラムや実務実習,薬学に関する教育制度など,大学における薬学教育の改善・充実についての検討が行われ,15年8月に「中間まとめ」が提出されたところです。また,15年10月からは,同協力者会議と並行して中央教育審議会においても審議が行われ,16年1月に中間報告が取りまとめられました。

 これらの報告では,薬剤師養成のためには6年間の教育が必要であることが提言されています。その場合の教育制度の在り方については,薬剤師の養成のための薬学教育は6年間の学部教育を基本とするが,薬学教育は薬剤師の養成のみを目的とするものではなく,大学院における研究,製薬企業における研究開発や販売,薬事行政など,多様な分野に進む人材を養成していることから,卒業後どの分野に進む場合にも必要とされる基礎的な能力を養うことを目的として,現行の4年間の学部教育も必要である旨の提言がされています。これを踏まえ,文部科学省において必要な制度改正を検討しています。


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