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第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第4章  諸外国の高等教育改革
第5節  ドイツ
3  州主体の高等教育財政


 高等教育機関のほとんどは州立が占め,私立の在学者は全体の2〜3%を占めるに過ぎません。各高等教育機関には,病院収入を除けば独自財源はほとんどなく,高等教育費はおおむね州が9割,連邦が1割を負担する構造となっています。

 学生増による高等教育費の増大は,主たる負担者である州の財政を圧迫するようになり,無償を続けてきた高等教育機関についても一部学生に対し授業料を導入する州が増えつつあります。バーデン・ヴュルテンベルク州は,標準学修期間(通常は9学期=4年半)に4学期を加えた期間を超えて在学する長期在学者から授業料(年額約12万円)の徴収を開始し,以後2003年9月までに全16州のうち7州が長期在学者からの授業料徴収を開始又は決定しました。

 また,州予算の効果的な配分も州ごとに検討されており,一部の州では上記のような業績に基づく予算配分のほか,費目を指定しない一括予算を試行しています。


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