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第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第2章  高等教育改革の新展開
第4節  教育研究の一層の充実のために
1  卓越した研究教育拠点の形成


 我が国の大学が,世界の最高水準の大学と伍して,教育・研究の水準向上や,世界を先導する創造的人材の育成を図っていくためには,競争的環境を一層醸成し,国公私立大学を通じた大学間の競い合いがより活発に行われることが重要です。

 文部科学省で実施している「21世紀COE プログラム」は,第2期科学技術基本計画(平成13年3月閣議決定)などにおいてその重要性が指摘されてきたことなども踏まえ,今後,我が国の大学がこれまで以上に活力に富み国際競争力のあるものになるよう,大学改革の流れを一層加速する観点から,「大学の構造改革の方針」(13年6月)の中で,「第三者評価による競争原理の導入」という大きな方向性の下,その基本的な構想が打ち出されました。

 「21世紀COEプログラム」は,重点的な支援を行い,世界最高水準の大学づくりを推進するものです。このプログラムは,主として研究上のポテンシャルの高い研究教育拠点に対し,高度な人材育成機能を加味した重点支援を行います。各大学の個性や特色の明確化,大学全体の水準向上や活性化につながることも期待されています。

 公募は大学院(博士課程)レベルの専攻などを対象(複数の専攻などの組合せや附置研究所などにも配慮)とし,学長を中心としたマネジメント体制の下,どの専攻などをいかにして世界的な研究教育拠点に育成するかという大学としての戦略に基づき,学長から申請を行います。

 選定のための審査は,文部科学省外におかれた「21世紀COEプログラム委員会(江崎玲於奈委員長,日本学術振興会を中心に運営)」において,研究教育活動実績や当該大学の将来構想を中心に,公平・公正な第三者評価が実施されます。採択された拠点には,1件当たり年間1〜5億円程度を原則として5年間継続的に交付され,事業開始から2年経過した後に中間評価,期間終了時に事後評価が実施されます。

 本プログラムは大学関係者のみならず,海外機関も含めた社会的関心が非常に高く,今後の展開に大きな期待が寄せられています( 図1-2-15 表1-2-2 )。


* COE

 Center of excellence(卓越した研究拠点)。


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