ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
第1章  高等教育改革はどこまで進んだか
第3節  教育研究システムを柔構造化する
4  産業界等との連携


 近年,社会,経済が高度化,複雑化し,グローバル化(世界規模化)が一層進展する中で,今後も我が国が活力ある社会を築き,国際社会での競争力を維持・強化するために,多様な社会の要請に対応できる高度な専門職業人や,新たな産業を創出する創造性豊かで,起業家精神に富んだ人材の養成が求められています。また,大学が産業界などと連携・交流を通じて社会貢献の機能を果たしていくため,企業と大学との共同による教育プログラムの開発やインターンシップ(就業体験)の推進などの重要性が指摘されており,大学と地域社会や産業界との連携・交流の必要性はますます高まってきています。

 このため,文部科学省においては,大学と産業界との連携による教育の充実を図るため,次のような取組を支援しています。


(1) 産学共同による教育プログラムの開発・実施

 大学と産業界が連携して,高い職業意識を持ち,技術革新や新産業創出をもたらす独創性と能力を有した優れた専門職業人を養成するため,社会の要請に適切に対応した教育プログラムの開発・実施などの取組を支援しています。

 具体的には,{1}企業経営,技術経営(MOT)などの起業家・経営人材の育成や,知的財産などの起業を促進する専門人材の育成のための教育プログラムの開発・実施,{2}企業などの社会人を大学に受け入れ,新たな知識や技術をブラッシュアップさせるための教育プログラムの開発・実施などの取組を支援しています。


(2) 社会人ブラッシュアップ教育対応講座の新設

 大学院における社会人ブラッシュアップ教育を推進するため,社会的要請の高い分野について,講座の新設(専攻の整備)を行っており,平成15年度までに25国立大学(36講座)に講座を新設しました。


(3) インターンシップの実施

 学生が在学中に自らの専攻,将来のキャリアに関連した就業体験を行うインターンシップは,教育の改善・充実,学生の学習意欲の喚起,高い職業意識の育成などの意義を有するものです。また,教育上の効果に加え,高等教育と地域社会・産業界との連携・交流や社会に開かれた学校づくりへの貢献などの役割にも期待が高まっており,インターンシップの実施率は年々増加しています( 図1-1-18 )。

 文部科学省では,インターンシップを推進するために,{1}大学や企業などの関係者により情報交換や意見交換などを行う全国フォーラムの開催,{2}ガイドブックや事例集の作成・配布,{3}インターンシップを実施する大学などに対する財政的支援など,各種の施策を実施しています。

図1-1-18 インターンシップ実施状況


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ