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第1部   創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜
序章  序章知識基盤社会を支える高等教育
1  戦後の高等教育改革の展開
(1)  戦後の高等教育改革


 我が国の近代高等教育制度は,19世紀の学術の中心であったドイツの大学モデルの強い影響の下に導入され,我が国が置かれた諸条件の中で形成されてきました。第二次世界大戦後の教育改革により,旧制の各種高等教育機関は,米国型の新制大学に統一されましたが,いわゆる帝国大学を頂点とする固定的な階層構造や,講座制に象徴される学問体系重視の内部構造,学部に依存した大学院など,戦前の特徴は引き継がれました。また,昭和30年代には,短期大学制度の恒常化や高等専門学校制度の創設など複線化が図られるなど,戦後改革の見直しも行われました。

戦後の高等教育の流れ

 他方,昭和38年に15%を超えた大学進学率は,その後,一時期を除き,ほぼ一貫して急速に上昇し,大学紛争を経て,50年には40%近くに達し,以降は30%台後半で推移しました。50年代には,高等教育計画が策定され,私学振興や新構想の国立大学の設置など質的な充実を重視した整備が進められました( 図1 , 図2 )。

図1 大学等の数の推移

図2 18歳人口及び高等教育機関への入学者数・進学率等の推移


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