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  刊行に寄せて


 文部科学省では,毎年度,文教・科学技術施策の新しい動きについて,国民の皆様にご紹介するため,「文部科学白書」を刊行しています。

 このたびの平成15年度版では,特集テーマとして,「創造的活力に富んだ知識基盤社会を支える高等教育〜高等教育改革の新展開〜」を取り上げました。

 現代は,新しい技術や情報が経済活動をはじめ社会の様々な活動の基盤となる「知識基盤社会」であると言われています。

 情報が瞬時にして世界を駆け巡り,国家間の競争と協調が重要となり,「知の創造と継承」が社会の発展の鍵となる時代を迎えています。

 大学をはじめとする高等教育機関は,こうした時代を支える「知の拠点」として,その重要性が一層増加しています。

 このため,文部科学省では,高等教育の改革に全力を挙げて取り組んでいるところであり,平成16年度からは,国立大学の法人化やすべての大学を対象とした第三者評価の実施など,大きな制度改正も予定されています。

 今回の白書では,こうした改革の動きをご紹介し,国民の皆様のご理解とご協力をいただきたいと考えております。

 また,第2部では,例年どおり,教育改革の全般的な動向を含め,教育,科学技術・学術,スポーツ,文化にわたる施策を各分野ごとに記述しています。

 我が国が今後とも,創造性と活力に満ちた,世界に開かれた国家として発展していく鍵は,「人」の力にほかなりません。新しい時代を切り拓く,心豊かでたくましい日本人の育成を目指し,「画一と受身から自立と創造へ」という基本理念の下,初等中等教育から大学までを通じた教育の構造改革を進めています。また,知育,徳育,体育,食育を重視した「人間力向上」のための教育改革を進めており,「教育・文化立国」と「科学技術創造立国」の実現に向けて,全力を挙げて取り組んで参ります。

 本書が国民の皆様に幅広く活用され,文教・科学技術施策全般に関し,理解を深めていただく一助となれば幸いです。

平成16年2月   河村  建夫  文部科学大臣


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