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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  文化を大切にする社会の構築に向けて
第7節  今日的課題に対応した国語施策
1  国語施策の展開


 国語は,国民生活に直接関係し,我が国文化の基盤を成すものであり,時代の変化や社会の進展に応じ,その在り方等について適切に検討し,必要な改善を図っていく必要があります。


(1) これまでの国語施策

 国語に関する問題については,これまで国語審議会が中心となって検討を行い,様々な改善を図ってきました。具体的には,国語の表記に関して,一般の社会生活における「目安」又は「よりどころ」として,「常用漢字表」「現代仮名遣い」「外来語の表記」などが答申され,内閣告示等が定められてきました。

 国語審議会は,平成5年の「新しい時代に応じた国語施策の在り方について」という文部大臣の諮問に対し,12年12月に,「現代社会における敬意表現」,「表外漢字字体表」,「国際社会に対応する日本語の在り方」の三つの答申を提出後,13年1月から文化審議会の国語分科会に改組されました。

表2-9-2 国語審議会の主要な答申と実施状況


(2) 文化審議会への諮問

 近年,日本人の国語力について種々の問題点を指摘する声がありますが,今後予想される急激な社会の変化に対応していくためには,これからの時代にふさわしい国語力を生涯を通じて身に付けていくことが求められます。

 このため,国語の重要性やこれからの時代に求められる国語力,また,そのような国語力を身に付けるための方策などについて検討するため,平成14年2月に文化審議会に対し,「これからの時代に求められる国語力について」文部科学大臣から諮問がなされ,現在,国語分科会で審議されています。


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