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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  文化を大切にする社会の構築に向けて
第5節  国立文化施設の整備
6  新しい国立文化施設の整備



(1) 新しい国立の美術展示施設

 全国的な公募展や大型企画展などを開催することを目的とした,新国立美術展示施設(ナショナル・ギャラリー)(仮称)については,東京大学六本木地区の移転跡地の一部に設置を決定し,平成17年度の完成に向けて管理運営などに関する検討を進めています。14年度は,建築工事に着手しました。


(2) 九州国立博物館(仮称)

 九州国立博物館(仮称)については,福岡県太宰府市に設置を決定し,現在,平成17年度の開館を目指し,施設整備や各種博物館機能の整備に関する具体的な検討を進めています。


(3) 国立劇場おきなわ

 国立劇場おきなわについては,国の重要無形文化財「組踊(くみおどり) 」など沖縄伝統芸能の公開などを行い,その保存振興と伝統文化を通じたアジア・太平洋地域の交流の拠点となることを目的とし,沖縄県浦添市勢理客(じっちゃく)地区に建設中(平成12年12月着工)であり,16年1月の開場に向けて,所要の調査研究及び資料収集などを行っています。


*組踊(くみおどり)

 組踊は,せりふを主として唄(うた)と踊りで筋を運ぶ沖縄独自の歌舞劇であり,琉歌(りゅうか)を三線(さんしん)で歌い上げて登場人物の心理・心象を描き出し,舞踊家(役者)は科白(しぐさ・せりふ)をもって物語の筋を展開させます。

 1719年,琉球王朝時代の踊奉行玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)が創始者と言われており,「二童敵討(にどうてきうち)」,「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」,「銘苅子(めかるしー)」,「女物狂(おんなものぐるい)」,「孝行の巻(こうこうのまき)」の5番の組踊を創作しました。


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