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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章  スポーツの振興と青少年の健全育成に向けて
第4節  我が国の国際競技力の向上
3  2002年ワールドカップサッカー大会について



(1) 2002年ワールドカップサッカー大会の成功

 ワールドカップサッカー大会は,国際サッカー連盟(FIFA)が主催するサッカー最高峰の大会です。2002年大会は,アジア地域で初めて開催される大会となり,日本と韓国による2か国共同開催としても初めての大会となりました。平成14年5月31日の開会式・開幕戦から6月30日の決勝戦・表彰式までの31日間にわたり,日韓のそれぞれ10都市(日本:札幌,宮城,茨城,埼玉,横浜,新潟,静岡,大阪,神戸,大分 韓国:ソウル,水原,仁川,大田,全州,大邱,蔚山,釜山,光州,西帰浦)で熱戦が繰り広げられ,観客動員数は64試合で約270万人(日本開催分は32試合で約144万人)に達しました。

 日本における大会の準備・運営は,(財)2002年ワールドカップサッカー大会日本組織委員会(JAWOC)により進められました。政府としても,平成10年5月に「平成14年ワールドカップサッカー大会特別措置法」を制定するとともに,関係副大臣会議の主導の下,関係省庁が緊密に連携を図り,大会を支援しました。

 大会の開催に当たっては,スタジアム内外の安全対策,開催地等での輸送対策,出入国管理などについて,関係機関の対応が万全になされ,2002年のワールドカップは「笑顔のワールドカップ」として,国際的にも高い評価を得ることができました。

 また,日本代表チームが我が国サッカー史上初めて決勝トーナメント進出を果たし,その活躍は日本のサッカーを世界に印象付け,多くの国民に明るい話題や感動を与えました。


(2) ワールドカップを契機とした日本文化等の紹介

 ワールドカップサッカー大会では,数多くの外国人観光客が訪日し,外国人に日本の文化をはじめとする日本の様々な魅力をアピールする良い機会となることから,関係副大臣会議の主導の下,関係省庁により種々の施策が講じられました。

 文部科学省では,国立の文化施設等を紹介するパンフレットを日本語版,韓国語版のほか,英語版,フランス語版,スペイン語版で作成し,在外公館や関係機関に配布したほか,ホームページに「ワールドカップサッカーインフォメーション」を作成し,日本語,英語により情報提供しました。

 また,各国立文化施設等においては,パスポートを提示した外国人の入館料の減免や,英語,韓国語による案内図の作成,英語通訳・ガイドの配置などを行い,約1万人の外国人が入館しました。


(3) ワールドカップを契機とした日韓スポーツ交流

 ワールドカップは,日韓との交流面においても大いに意義のあるものでした。大会期間中には,日韓両国のサポーターが共同で日韓両チームを応援するなどの光景がみられました。

 また,平成14年7月の日韓首脳会談において,日韓ワールドカップ共催記念事業として,両国の友好関係を一層推進するために,両国間の青少年・スポーツ交流の拡大を目的とする「日韓共同未来プロジェクト」について合意がなされました。現在,本プロジェクトを推進するために結成された日韓のプロジェクトチームにより,その具体的方策についての検討がなされています。



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