ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第6章  研究開発の戦略的重点化
第3節  宇宙・航空分野の研究・開発及び利用の推進
1  天文学研究の推進


 天文学は,地球と生命をはぐくんだ広大な宇宙の未知の構造と進化を追い,人類の知の拡大と根源の解明を目指す科学です。我が国の天文学は国立天文台を中核に進められています。

 ハワイ島マウナケア山頂にある国立天文台の口径8.2m「すばる望遠鏡」は,宇宙の果てまでの銀河の90%をとらえる一方,現段階では説明できない未知の強い赤外線源が存在することを明らかにするなど,世界最高の観測性能を証明する観測成果を多数発表しています。

 宇宙応用の電波三角測量で銀河系全域10万光年にわたる立体地図を作成する高精度VLBI(超長基線電波干渉計)ネットワーク「VERA」(天文広域精測望遠鏡)は,水沢,鹿児島,父島,石垣島の4施設が完成し,平成14年度から本格的な観測を開始しています。

 さらに重力波望遠鏡TAMA-300の観測精度を世界最高レベルに向上させ,あるいは最短波長の電波であるサブミリ波で未知の宇宙を探る新計画も進められるなど,日本の天文学には国際的にも大きな期待が寄せられています。



前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ