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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第2章  初等中等教育の一層の充実のために
第8節  より良い教科書のために
2  教科書制度の改善


 文部科学省ではこれまでも教科書制度について,適時,様々な改善を図ってきましたが,より良い教科書を児童生徒に提供する観点から不断に見直しを行う必要があるため,平成14年2月に教科用図書検定調査審議会に対して,検定・採択の双方にわたる教科書制度の見直しについて検討の要請を行いました。同年7月,同審議会より教科書制度の改善についての検討結果がとりまとめられました。


(1) 教科書検定の改善

 文部科学省では,「検討のまとめ」を踏まえ,平成14年8月に教科用図書検定基準等の一部を改正しました。この改正により,教科書において,学習指導要領に示されていない「発展的な学習内容」などを記述することが可能となりました。また,教科書の内容が,児童生徒が学習内容を理解する上で支障を生ずるおそれがないよう,従来以上に調和のとれたものとなることを求めることとなりました。今回の改正は,17年度から使用される教科書の検定から適用になります。

■教科用図書検定調査審議会「教科書制度の改善について(検討のまとめ)」の要点

教科書検定の改善
●教科書に「発展的な学習内容」等の記述を可能とすること ●教科書記述をより公正でバランスのとれたものとすること ●教科書検定手続き等の改善

教科書採択の改善
●調査研究の充実に向けた条件整備 ●採択手続きの改善

(2) 教科書採択の改善

 教科書採択を改善していくためには,教育委員会など各採択権者の取組が重要です。このため文部科学省では「検討のまとめ」を踏まえ,平成14年8月に各都道府県教育委員会に対して,調査研究のための資料の充実,市町村教育委員会と採択地区との関係の明確化,静ひつな採択環境の確保など,採択のより一層の改善に努めるよう通知しました。また,文部科学省としても,調査研究の充実に向けた条件整備を進めていくこととしています。


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