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第1部   新しい時代の学校〜進む初等中等教育改革〜
第5章  諸外国の初等中等教育改革
第5節  ドイツ
3  広がる学校の裁量権


 近年,学校の個性化と自律性を高める施策が進められる中,学校運営への親,生徒の参加・協力が必要とされ,これを保証する体制整備が進められてきました。現在,各州において教員,親,生徒から構成される学校会議等が制度化されています。学校会議の取り扱う事項や役割は州によって異なりますが,一般に人事や予算を除き,学校運営において重要な意義を持つ事項について審議し,校長に意見を述べるほか,一部の事項に関しては決定する権限も与えられています。一部の州については,校長の選考に関与する権限も与えられています。

 2002年に入り,国際学力調査の成績不振に対して学力向上策が議論される中,各学校が自主的な取組によって学力向上に向けた教育ができるよう,学校の裁量権を拡大し,一部の予算運用を学校にゆだねる動きも見られるようになりました。例えばニーダーザクセン州は,一部の学校予算(教育職員以外の人件費,雑費,教員の研修費等)を一括予算として学校に配分し,その運用方針は教員の全体会議で決定できるようにしました。


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