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第1部   新しい時代の学校〜進む初等中等教育改革〜
第2章  確かな学力の向上を目指して
第5節  教育課程の基準の改善に向けて
(1)  研究開発学校制度の充実


 文部科学省では,学習指導要領等の教育課程の基準の改善に資する実証的資料を得るため,特例的に現行の基準によらない教育課程の編成・実施を認め,新しい教育課程や指導方法について実践研究を行う制度(研究開発学校制度)を設けています。これまでの実践研究の成果は,例えば「生活科」の導入(平成元年)や「総合的な学習の時間」の創設(平成10年)といった教育課程上の改善に当たって,実証的な資料として生かされてきました。

 平成12年度には,重点的かつ集中的な研究が行えるよう予算の大幅な増額を図るとともに,各学校や地域の問題意識をこれまで以上に生かす等の観点から,研究テーマを教育委員会等の主体的な判断で設定することとしました。現在,例えば以下のような意欲的な取組が行われています。

【国語科と他教科との密接な連携】
(石川県金沢市立米泉小学校)

 「自己表現の時間」(仮称)を特設するなど,国語と他教科との連携を密接に図り,教育課程全体で自己表現力の向上を図る研究に取り組んでいる。

【連携型の中高一貫教育校における教育課程編成の在り方】
(大分県安心院町立安心院中学校ほか4校)

 英語,数学における中高の教育内容の相互乗り入れや,中高一貫した多様な選択教科の開設など,現在は設けられていない連携型の中高一貫教育校における教育課程編成上の特例の在り方について研究を行っている。

【現行教科の再編等】
(東京都品川区立伊藤小学校ほか2校)

 小・中学校の教科を言語系,自然系,社会教養系,生活健康系,芸術系に再編し,これらに関する新しい教育課程の研究に取り組んでいる。

【小学校における英語教育】
(大阪府河内長野市立天野小学校)

 小学校における英語教育の在り方を検討するため,{1}小1から毎日20分の英語学習を設定し,{2}4年生から段階的に読み書き活動を導入するなど,新たな教科として英語を設けた場合の指導目標,指導内容,指導方法,評価規準等について総合的に研究している。

【産業界と職業教育との密接な連携】
(東京都立蔵前工業高等学校)

 デュアルシステム(ドイツの職業教育システム)を参考にし,企業と提携することにより教育課程中に就業体験を大幅に取り入れ,技術革新に対応した生徒の実践力と創造性の育成に関する研究を行っている。

※詳しくは研究開発学校ホームページをご覧下さい。

 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kenkyu/index.htm


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