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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第11章  新たな時代の文教施設を目指して
第1節  快適で豊かな文教施設づくり
2  地域と連携した文教施設づくり



(1) コミュニティの拠点としての整備

 これからの学校施設は,生涯学習社会や学校・家庭・地域社会の連携協力に向けた活動を円滑に行うための環境整備,また,社会教育施設や社会福祉施設などとの複合化による連携が求められ,地域のコミュニティの拠点として整備していくことが重要となっています。

 このため,文部科学省では,平成11年6月に「高齢者との連携を進める学校施設の整備について―世代を越えたコミュニティの拠点づくりを目指して―」,同年7月に「子どもたちの未来を拓く学校施設―地域の風がいきかう学校―」を取りまとめ,各都道府県教育委員会に通知し,コミュニティの拠点としての学校施設整備を進めるための方策を提示しています。

 また,平成12年度から,具体的な学校整備構想を持つ地方公共団体などに,「コミュニティの拠点としての学校施設整備に関するパイロット・モデル研究」の委嘱を行い,地域のコミュニティの拠点としての学校施設整備の推進と実証的検討を進めています。

■コミュニティの拠点として整備された学校施設 熊本県水上村立湯山小学校(平成11年11月完成)

 本校は,中山間地に位置する小規模校であり,{1}教育環境(施設)の弾力化,{2}生活の場としての学校,{3}小規模校の特性を生かす,{4}地域との連携,{5}個性的な学校づくり,の5点を主眼として計画されました。

 特に,地域との連携として,地域と学校との連携による教育活動により,子どもたちが地域を正しく理解し,豊かな心身をはぐくむことを目指し,「地域交流センター」(クラブハウス)と呼ばれる,地域と学校との接点となる拠点施設を設けています。

「地域交流センター」でのそば打ち

配置図

湯山小学校 校舎全景


(2) 文教施設のバリアフリー化の推進

 学校は,地域社会における多様な生涯学習活動などの場としても利用される公共的な施設です。

 このため,文部科学省では,国・公・私立学校などに対し,学校施設の整備において,高齢者や身体障害者などの人々も円滑に利用できるよう配慮し,特に,学校開放により地域住民にも利用される施設については,より積極的なバリアフリー化を図るよう平成6年12月に通知しています。

 また,文教施設におけるスロープ,身障者用トイレ,エレベータなどの整備について,設置者が補助制度などを活用できるようにするなど積極的な支援を行っています。


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