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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  文化による心豊かな社会の実現に向けて
第5節  国立文化施設など
6  新しい国立文化施設の整備



(1) 新国立美術展示施設(ナショナル・ギャラリー)(仮称)

 全国的な公募展や大型企画展などを開催することを目的とした,新国立美術展示施設(ナショナル・ギャラリー)(仮称)については,東京大学六本木地区の移転跡地の一部に建設が決定され,平成17年度の完成に向けて設計や管理運営などに関する検討を進めています。13年度は,実施設計を終了して建設工事に着工する予定です。


(2) 九州国立博物館(仮称)

 九州国立博物館(仮称)については,平成8年3月に設置候補地を福岡県太宰府市に決定し,現在,平成17年度の開館を目指し,施設整備や各種博物館機能の整備に関する具体的な検討を進めています。


(3) 国立組踊劇場(仮称)

 国立組踊劇場(仮称)については,国の重要無形文化財「組踊」など沖縄伝統芸能の公開などを行い,その保存振興と伝統文化を通じたアジア・太平洋地域の交流の拠点となることを目的とし,沖縄県浦添市勢理客(じっちゃく)地区(平成13年11月26日に「小湾地区」より名称変更)に建設中(平成12年12月着工)であり,平成15年度の開場に向けて,所要の調査研究及び資料収集などを行っています。

〈組踊(くみおどり)〉

 組踊は,せりふを主として唄(うた)と踊りで筋を運ぶ沖縄独自の歌舞劇であり,琉歌(りゅうか)を三線(さんしん)で歌い上げて登場人物の心理・心象を描出し,舞踊家(役者)は科白(しぐさ・せりふ)をもって物語の筋を展開させます。

 1719年,琉球王朝時代の踊奉行玉城朝薫(たまぐすようくん)が創始者と言われており,「二童敵討(にどうてきうち)」「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」「銘苅子(めかるしー)」「女物狂(おんなものぐるい)」「孝行の巻(こうこうのまき)」の5番の組踊を創作しました。


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