ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第9章  文化による心豊かな社会の実現に向けて
第4節  文化財の保存と活用
6  歴史的集落・町並みの保存と活用


 近年の重要伝統的建造物群保存地区として,平成12年12月に,近世初期に城下町が造られたときに町割された商人の町で,土蔵造りの町家を中心に洋風の外観を持つ建築物などが建ち並ぶ高岡市山町筋伝統的建造物群保存地区(富山県),また,北アルプスの勇壮な姿を背景に江戸時代から明治時代に建設された茅葺きの主屋や蔵が建ち,棚田などの豊かな自然が残る白馬村青鬼(あおに)伝統的建造物群保存地区(長野県)をそれぞれ重要伝統的建造物群保存地区に選定しました。さらに,13年6月に,伊達藩大身家臣の在郷屋敷であった要害を中心に構成された武家町で,江戸時代の街路構成や敷地割をそのまま残す金ケ崎町城内諏訪小路伝統的建造物群保存地区(岩手県)を新たに加え,同保存地区は,全国で53市町村58地区となっています。

 国は,重要伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物の保存修理,防災施設などの設置,建物や土地の公有化などで市町村が行う事業に補助を行っています。近年は防災施設の整備事業や伝統的建造物の公開活用事業などが積極的に進められています。

 なお,税制面の支援措置として,伝統的建造物について固定資産税が非課税とされているほか,平成10年5月から,建造物の敷地についても市町村の実情に応じて固定資産税を軽減することができることとされています。

白馬村青鬼伝統的建造物群保存地区(長野県)


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ