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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章  スポーツの振興と青少年の健全育成に向けて
第6節  青少年健全育成の推進
4  青少年を取り巻く有害環境対策


 青少年を取り巻く社会環境は,発達途上にある青少年の人格形成に強い影響を及ぼしているといわれていますが,とりわけ,テレビ番組,インターネット,テレビゲームなどの各種メディア上の性,暴力表現など有害情報の問題は,青少年の非行が深刻化した一因とも指摘されており,青少年の健全育成を図る上で大きな問題となっています。また,たとえば暴力的な場面が繰り返し現れるようなゲームソフトやテレビ番組等,「有害」と明確に認識されない情報であっても,日常的に生活の中に入り込むことにより,青少年の人格形成に悪影響を及ぼすことが憂慮されます。テレビ,インターネット,テレビゲーム等の関係者には,その持つ影響力の大きさを意識し,青少年の健全な育成を図る上でより良い環境を作り上げていくための,自主的な取組が求められます。

 文部科学省では,平成10年以降,メディア上の有害情報の問題について関係業界に対し,一層の自主規制を要請してきました。最近では,12年12月に町村文部大臣(当時)から,映画,テレビ,ビデオ,コンビニエンスストアの各業界に対し,一層の自主規制を要請しました。さらに,13年10月には,関係府省からなる青少年育成推進会議において,「青少年を取り巻く環境の整備に関する指針」を策定するとともに,同指針の策定を受けて改めて青少年育成推進会議からテレビ,インターネット,テレビゲームなどの関係業界に対し,自主規制の徹底を要請しました。

 また,保護者や地域住民による有害情報への取り組みを促進する観点から,文部科学省は(社)日本PTA全国協議会などが平成10年度から実施しているテレビ番組の全国モニタリング調査を支援しています。なお,これらの団体では,上記調査の結果に基づき,テレビ局やスポンサーに対する要請を実施しています。

 さらに,平成13年度においては,青少年を取り巻く有害環境対策に資するため,海外におけるNPOの取組をはじめとする先進的な事例の調査などを行う「青少年を取り巻く有害環境対策に関する調査研究」を実施しています。


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