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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第8章  スポーツの振興と青少年の健全育成に向けて

 明るく豊かで活力ある社会を創るためには,青少年をはじめ国民一人一人が心身ともに健康であることが必要です。

 しかしながら,近年,青少年の体力の低下,孤立化,非行などの問題が顕在化してきており,このような課題に社会全体として取り組むことが求められています。

 一方,自由時間の増加や健康に対する関心の高まりなどを背景に,国民のスポーツへのニーズも増加かつ多様化しており,豊かなスポーツ環境の整備が大きな課題となっています。

 文部科学省では,将来に夢や希望を抱き,心身ともにたくましい青少年を育成するとともに,国民一人一人がスポーツに親しむことができるよう,運動部活動など学校体育の充実,子どもから高齢者までだれでも参加できる地域のスポーツ活動の機会や場の充実,オリンピックなどで活躍する一流選手の強化・育成など,スポーツの振興を図っています。

 また,学校において心身の健康の保持増進を進めるともに,学校及び地域における薬物乱用防止教育の推進や有害環境の是正,自然体験活動の推進をしています。

 このような様々な施策を通じて,文部科学省は,スポーツの振興や健康教育と青少年の健全育成に係る諸施策を総合的に行い,子どもをはじめ国民の心身の健康の維持増進を図っています。

 特に,私たちを取り巻く社会環境,生活様式の変化は,運動の機会の減少や生活習慣の変化などを招き,子どもたちの心身の発達に様々な影響を与えてきています。特に,子どもの体力・運動能力は長期的に低下傾向にあります。個々人が生涯にわたって充実した生活を送り,明るく活力のある社会を形成していくに当たり,子どもたちの「生きる力」の基礎となる体力が低下傾向にあることはたいへん心配されます。

 このようなことから,平成13年4月に文部科学大臣が中央教育審議会に「子どもの体力向上のための総合的な方策について」諮問をしました。子どもたちの体力・運動能力の向上のためには,乳幼児期から青年期にわたって,スポーツのみならず,自然体験活動,野外での遊びを含めた広い意味での運動,食生活,休養など日常の生活習慣全体を視野に入れた総合的な取組が必要です。

 文部科学省では,今後,中央教育審議会の答申を受け,我が国の将来を担う子どもたちをたくましくはぐくむ社会の形成に努めていきます。


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