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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第4章  私立学校の振興のために
第1節  重要な役割を果たす私立学校


 私立学校に在学する学生生徒等の割合は,大学・短大で約8割,専修学校で約9割,高等学校で約3割,幼稚園で約8割を占めており,私立学校は我が国の学校教育の発展に大きく貢献しています。また,近年では教育研究全般について,国際化,高度情報化する社会の中でますます多様化,高度化する国民のニーズに応じた特色ある教育研究の推進が求められています。この点においても,それぞれの建学の精神に基づく個性豊かな教育研究活動を積極的に展開している私立学校は重要な役割を果たしているところです。

 このように,私立学校は,わが国の学校教育の質・量両面にわたる発展にとって重要な役割を果たしています。このため,国は,私立学校の振興を重要な政策課題として位置付け,私立学校振興助成法の趣旨に沿って,私立学校の教育研究条件の維持向上及び私立学校に在学する学生生徒等の修学上の経済的負担の軽減を図るとともに,私立学校の経営の健全性を高めるため,下記のような施策をはじめとする振興方策を講じ,その一層の充実に努めています。

{1} 経常費補助を中心とする私学助成事業
{2} 日本私立学校振興・共済事業団における貸付事業
{3} 税制上の特例措置

 各私立学校においても,少子化によって教育対象人口の減少が更に進展していく中で,それぞれの自助努力により,経営基盤の維持・強化を進め,教育研究内容や財務状況に関する情報公開を積極的に行いつつ,国民のニーズにこたえた個性的で魅力あふれる学校づくりを進めることが期待されています。


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