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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第3章  高等教育の多様な発展のために
第4節  高等教育機関の多様な展開
4  高等専門学校の整備



(1) 高等専門学校の現状

 高等専門学校は,中学校卒業者を対象として,実験・実習を重視した5年間一貫の専門的な教育を実施することを特徴とする高等教育機関です。

 工業の分野を中心に,平成13年4月現在,国立54校,公立5校,私立3校の計62校が設置されており,その教育成果は,産業界からも高い評価を得ています。

 また,卒業後には大学等への進学の道が開かれており,平成12年3月の高等専門学校卒業者のうち約34%に当たる3,305人が,専攻科や長岡,豊橋の技術科学大学をはじめとする国・公・私立大学等に進学しています。

 なお,平成13年度までに38の高等専門学校に専攻科が設置されていますが,これらの専攻科はすべて大学評価・学位授与機構の認定を受けており,その修了者は,一定の要件を満たせば同機構から学士の学位を授与されることとなっています。

高等専門学校での授業風景(NCフライス加工)


(2) 最近の施策と課題

 近年の科学技術の高度化や産業構造の変化等社会のニーズに対応するとともに,学校制度の複線化構造を進める観点から,カリキュラムの見直しなどの教育改革の取組,専攻科の設置,新分野の学科の新設・改組を進めるとともに,卒業後の大学への第3年次編入学など,他の教育機関との連携を積極的に進めることとしています。

 平成13年度は,5校(一関,茨城,木更津,有明,育英)に専攻科が設置されるとともに,新しい情報化のニーズに対応するため,小山工業高等専門学校の電気工学科が電気情報工学科に改組されました。

 また,沖縄振興において長期発展の基盤となる人材育成の果たす役割は極めて大きいものがあり,平成12年度からそれまでの調査等を踏まえ,国立高等専門学校(沖縄)の創設準備を行っています。


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