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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第3章  高等教育の多様な発展のために
第2節  高等教育の質的水準の向上に向けて
1  大学院の改善・充実



(1) 大学院の現状とこれまでの動向

 大学院は,基礎研究を中心として学術研究を推進するとともに,研究者及び高度の専門的能力を有する人材を養成するという役割を担っています。我が国の大学院の状況について見ると,全国国公私立671大学の約7割に当たる495大学(平成13年度現在)に大学院が置かれ,大学院に在籍する学生数は,国公私立全体で約21万6,000人(13年5月現在)に達しています( 図2-3-3 )。

■図2-3-3■大学院の整備状況

 大学院に対する社会の期待は,近年の学術研究の進展,急速な技術革新,社会・経済の高度化・複雑化などの変化に伴い,ますます大きなものとなっています。これらの時代の要請にこたえつつ,学術研究の新しい流れに対応するためには,大学院の質・量両面にわたる飛躍的な充実を図ることが重要な課題となっています。このため,文部科学省では各大学院においてそれぞれの目的に即し,多様な形で教育研究の一層の高度化・活性化が図られるよう,課程の目的,組織編成,教育方法・形態等について制度の弾力化を図るとともに,先端的,学際的分野を中心とした研究科等の新設を推進しています。


(2) 大学院及び学生に対する支援

 文部科学省では,大学院に対する支援として,教育研究の高度化を重点的に推進するための大学院創造性関係推進経費の予算措置の充実を図っています。また,大学院学生に対する支援については,優れた学生が安心して進学できる環境の整備のため,研究奨励金を支給する日本学術振興会特別研究員制度や,日本育英会の育英奨学事業,ティーチング・アシスタント(TA)経費などの充実に努めています。


(3) 大学院修了者の進路

 平成12年3月現在の大学院修了者の進路状況を見ると,修士課程の主な就職先では,製造業48.1%,サービス業(教育分野を含む)30.0%,公務5.8%などであり,博士課程の主な就職先は,サービス業73.6%,製造業が13.9%,公務5.5%などとなっています。


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