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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第3章  高等教育の多様な発展のために
第1節  個性が輝く大学を目指して
1  大学改革の基本理念


 大学審議会は,昭和62年に発足して以来,教育研究の高度化・個性化・多様化,組織運営の活性化の方針の下に,高等教育の整備計画や大学改革などについて,26の答申等を行ってきています。

 平成10年10月の答申「21世紀の大学像と今後の改革方策について―競争的環境の中で個性が輝く大学―」では,過去10年間にわたる大学改革を総括した上で,今後の大学改革についての提言がまとめられ,大学改革の四つの基本理念として,{1}課題探求能力の育成を目指した教育研究の質の向上,{2}教育研究システムの柔構造化による大学の自律性の確保,{3}責任ある意思決定と実行を目指した組織運営体制の整備,{4}多元的な評価システムの確立による大学の個性化と教育研究の不断の改善が掲げられました。

 また,平成12年11月の答申「グローバル化時代に求められる高等教育の在り方について」では,先の答申に示された基本理念を踏まえ,特に,高等教育制度及び教育研究水準の両面にわたって,国際競争力の強化を図るため,{1}グローバル化時代を担う人材の質の向上に向けた教育の充実,{2}科学技術の革新と社会,経済の変化に対応した高度で多様な教育研究の展開,{3}情報通信技術の活用,{4}学生,教員等の国際的流動性の向上,{5}最先端の教育研究の推進に向けた高等教育機関の組織運営体制の改善と財政基盤の確保の五つの視点に立って改革を進めるよう提言されています。

 これらの提言を受け,文部科学省や大学では以下のような改革に取り組んでいます( 図2-3-1 )。

■図2-3-1■大学改革の推進について

メディアを利用した授業風景

 このほか,平成13年6月には,「大学(国立大学)の構造改革の方針」及び「大学を起点とする日本経済活性化のための構造改革プラン」を策定し,今後の大学改革の方向を示しているところです。


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