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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第2章  初等中等教育の一層の充実に向けて
第1節  基礎学力を向上させ「生きる力」をはぐくむ教育を目指して
7  学校図書館の充実



(1) 学校図書館の重要性

 読書活動は,児童生徒の知的活動を増進し,豊かな感性や情操をはぐくむ上で大きな役割を担っています。こうした点で,学校図書館は,日々の生活の中で子どもたちが読書を楽しむ心のオアシスとして,読書センターの役割を持つものであると同時に,必要な情報を収集・選択・活用できる学習情報センターとしての機能や,地域の人々が積極的に活躍する場としての役割を果たしていくことが重要です。

 新しい学習指導要領においても,読書意欲を高めることや学校図書館の機能の活用に努めることなどが明示されています。

 現在,35%の学校で朝の読書活動を実施するなど,特色ある取組が行われています。


(2) 司書教諭の計画的養成・発令の促進

 平成9年6月,学校図書館法の一部が改正され,15年4月からは12学級以上の規模の学校に司書教諭を置くことが義務付けられるとともに,その養成を促進するため,大学以外の教育機関にも司書教諭講習を委嘱できることになりました。

 平成13年度は,72機関80会場で講習を実施するなど,司書教諭の養成及び発令の促進に努めています。


(3) 学校図書館の充実施策

 平成12(2000)年は,国会の決議により「子ども読書年」とされ,子どもたちの「生きる力」をはぐくむ読書活動の一層の推進を図る以下の事業を実施しました。

{1} 読み聞かせをはじめ朝の一斉読書など,学校における読書活動の推進に供する教師用の手引の作成配布
{2} 読書活動において特に優れた実践を行っている学校を顕彰する読書活動優秀実践校表彰
{3} 子どもの読書活動を充実していくため,学校・家庭・地域社会が一体となった総合的な取組を推進する読書活動推進地域の指定事業(平成12・13年度)

 また,平成13年度からは,蔵書情報のデータベース化及び学校図書館などをネットワーク化した蔵書などの共同利用化を進め,蔵書を効果的に利用した教育実践の在り方などについて,学校図書館資源共有型モデル地域を指定(46地域)し,調査研究を実施しています。

 さらに,学校図書館活用や読書活動の推進方策についての研究協議や先進的な取組についての情報交換などを行う学校図書館活用フォーラムを実施するとともに,小・中学校の学校図書館の図書の購入経費の地方交付税措置(平成13年度:108億円)を行うなど,学校図書館の充実に努めています。


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