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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第2章  初等中等教育の一層の充実に向けて
第1節  基礎学力を向上させ「生きる力」をはぐくむ教育を目指して
6  豊かな科学的素養の育成


 知的創造力が最大の資源である我が国にとって,「科学技術創造立国」の構築を目指して,青少年に科学技術や理科に対する興味・関心を培い,将来の科学技術の担い手である人材を幅広く養成することが重要です。

 平成13年3月には,政府の科学技術政策を総合的に推進するための5カ年計画である「科学技術基本計画」が閣議決定されました。この基本計画の中でも,科学技術に関する学習の振興について示されており,学校における理科教育の充実が求められているところです。

 しかし一方で,青少年をはじめ国民の「科学技術離れ」「理科離れ」などについて指摘されている状況があります。

 IEA(国際教育到達度評価学会)が実施した国際数学・理科教育調査によれば,我が国の子どもの理科の成績は,国際的に見てトップクラスであり,また,同一問題の正答率も過去と比較して落ちていません。しかし,その一方で,理科の学習が「好き」だとか「楽しい」とする子どもの割合は,国際的に見て最低レベルにあり,この問題は重要な課題であると考えています。

 このため,新しい学習指導要領では,観察・実験や課題学習など体験的・問題解決的な学習を重視し,児童生徒の学ぶ意欲や知的好奇心,探究心を高め,理科好きな児童生徒が増えるよう,内容の改善を図りました。また,中学校及び高等学校において選択学習の幅を一層拡大し,生徒の特性等に応じて,理科などについて発展的に学習することができるようにしました。

 このような教育内容の改善のほか,文部科学省では,教員の指導力の向上や観察・実験用器具等の理科教育設備の整備など様々な施策を実施し,理科教育の充実に努めています。


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