ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第2章  初等中等教育の一層の充実に向けて
第1節  基礎学力を向上させ「生きる力」をはぐくむ教育を目指して
5  環境教育の推進



(1) 学校における環境教育の意義と現状

 地球的規模の環境問題の解決に向けて,我が国においては,環境基本法の基本理念に基づき,平成12年6月に循環型社会形成推進基本法が公布され,また,同年12月には新たな環境基本計画が閣議決定されるなど,持続可能な社会の構築のため,様々な取組が積極的に行われています。

 このような状況の中,学校教育においては,環境を大切にし,より良い環境づくりや環境の保全に配慮した望ましい行動がとれる人間を育成するといった視点を重視して,従来から,児童生徒の発達段階に即して小・中・高等学校を通じて,社会科や理科,保健体育科,技術・家庭科などの教科等の中で環境に関する学習が行われてきています。さらに,平成14年度から実施される新しい学習指導要領においても,各教科等における環境に関わる内容の一層の充実を図るとともに,体験的な学習や問題解決的な学習を重視するなど環境教育について改善・充実を図ったところです。


(2) 環境教育推進のための施策

 各学校では,身近な地域の環境問題の学習や豊かな自然環境の中での様々な体験活動を通して,自然の大切さを学ぶ学習など各種の取組が進められています。文部科学省としては,これらの取組を支援し,環境教育の一層の振興を図るため次のような施策を実施しています。

{1} 環境教育指導資料の作成
{2} 環境教育担当教員講習会の実施
{3} 環境教育推進モデル市町村の指定
{4} 環境のための地球学習観測プログラム(GLOBE)推進事業の実施
{5} 全国環境学習フェアの実施

(3) 環境を考慮した学校施設(エコスクール)の整備推進

 学校施設においても環境への負荷の低減に対応した施設づくりが求められており,平成9年度から,環境を考慮した学校施設(エコスクール)の具体的な整備推進と実証的な検討を行うため,これに関するパイロットモデル事業を実施し,児童生徒の環境教育に資するとともに今後の学校施設の設備充実を一層推進しているところです。13年6月までに合計147校をパイロットモデル事業として決定し,順次建物などの整備が進められています( 第11章第1節3(1) 参照)。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ