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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章  生涯学習時代の社会教育の活性化に向けて
第7節  男女共同参画社会の形成に向けた学習活動の振興
2  女性の学習活動の充実


 男女共同参画社会の形成に当たっては,男女を問わず広く男女平等の意識を根付かせることも重要ですが,併せて女性の多様化,高度化した学習需要に対応した生涯にわたる学習機会を整備し,社会参画を促進することにより,個々の女性が,自らの意識と能力を高め,政治的,経済的,社会的及び文化的に力を持った存在になること(いわゆる女性のエンパワーメント)が期待されています。

 このようなことから,文部科学省では「女性のエンパワーメントのための男女共同参画学習促進事業」を実施しています。これは女性団体・グループが男性とのパートナーシップを図りつつ,男女共同参画の視点から地域社会づくりなどに参画する事業を推進することにより,女性のエンパワーメントを促進するものです。

 また,女性の学習機会の整備については,成人女性が自らの資質・能力の向上や生活上の課題解決を目指して学習することができるよう,市町村や女性団体などが行う女性学級の開設を奨励しています。さらに,女性の能力の開発・向上を図ったり,これを支える地域の人々の男女平等意識を高めるため,「広域学習サービスのための体制整備事業」を通じて,学習機会の整備や専門的な指導者の養成などを推進しており,文部科学省では,この事業を実施する都道府県に助成を行っています。

 この他,女性の地位向上や多様な地域課題の解決に取り組む活動を展開している女性団体に対して,文部科学省や教育委員会では,女性団体の自主性を尊重しつつ,求めに応じて指導,助言等を行っています。また,文部科学省では,調査研究事業などに対する助成を行い,女性団体の育成に努めています。

 さらに,女性教育の指導者の資質向上を図る観点から,教育委員会,女性教育施設,女性団体などにおいて,各種の研修事業が行われています。

 なお,これまで使用してきた「婦人教育」の語については,平成13年1月6日の中央省庁等再編を機に,「国立婦人教育会館」を「国立女性教育会館」と名称変更するなど,同じ意味を持つ,「女性教育」に置き換えて使用することになりました。このことにより,特に若い人々が女性に関する施策に関心を持ち,国民の間に理解が広がることが期待されます。


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