ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章  生涯学習時代の社会教育の活性化に向けて
第5節  多様な学習機会の充実
5  高等教育へのアクセスの拡大


 現在進められている大学改革においては,社会人の学習機会の一層の拡大・充実に努めることなど,生涯学習への対応が重要な位置を占めています。大学等の高等教育機関は,高度で体系的かつ継続的な学習機会の提供者として,生涯学習社会の中で重要な役割を果たすことが期待され,広く社会に開かれることが求められます。


(1) 社会人特別選抜

 平成12年度には,362大学において社会人を対象とする特別選抜制度が実施されており,同制度による入学者は4,712人となっています。


(2) 夜間部・昼夜開講制

 平成12年度には,155の大学・短期大学に夜間の学部・学科が設置されており,在学者数は12万2,856人となっています。また,専ら夜間に教育を行う夜間大学院も20大学に設置されています。学生の都合に合わせて,昼間・夜間の両方の授業を受けることができる昼夜開講制を実施している大学は68校であり,大学院についても,196校において実施されています。


(3) 科目等履修生

 平成11年度には570大学で大学等における授業科目の一部を履修して単位を修得することができる科目等履修生制度が活用されており,科目履修生の数は1万5,704人(放送大学を除く)となっています。


(4) 通信教育

 平成12年度現在,通信教育課程を設置している大学・短期大学の数は,30校(放送大学を含む)であり,在学者数は合計約25万人(うち,放送大学が約8万1,000人)です。また,通信制の大学院も,6大学に設置されています。その他,学校教育としての通信制教育課程以外に,文部省認定社会通信教育を実施している大学が3校あります。


(5) 大学公開講座

 大学公開講座は,大学における教育・研究の成果を直接社会に開放し,地域住民等に高度な学習機会を提供するものです。開講される講座数や受講者数は,年々増加傾向にあり,平成10年度には,国公私立を合わせて1万1,477講座が開設され,約75万人が受講しており,大学は地域住民の生涯学習機関として積極的に取り組んでいます。

 このような講座の中には,児童生徒等の様々な体験活動等の機会を提供するためのものも多数あります。文部科学省では,国立大学や大学共同利用機関等が有する教育機能や施設を広く開放し,実験の見学や体験的な学習講座の開講を推進するため「大学子ども開放プラン(大学等地域開放特別事業)」を実施しています。これは,「全国子どもプラン(緊急3ヶ年戦略)」の一環として平成11年度から実施されており,12年度には,127機関による169事業が行われました。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ