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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章  生涯学習時代の社会教育の活性化に向けて
第5節  多様な学習機会の充実
4  大学入学資格検定制度


 大学入学資格検定は,高等学校を卒業していないなどのため,大学入学資格のない者に対し,高等学校卒業者と同等以上の学力があるかどうかを認定し,広く高等教育を受ける機会を与えることを目的とした国の検定です。

 この検定を受け一定の科目に合格した場合には大学入学資格が与えられます。ただし,その者が満18歳に達していないときには,満18歳に達した日の翌日から合格者となります。

 受検することができるのは,全日制課程の高等学校,高等専門学校の在学者・休学者を除き,中学校を卒業した者で高等学校等の中退者など高等学校を卒業していないため大学入学資格を持たない者です。また,インターナショナルスクールや外国人学校の卒業者,不登校等の様々な理由により義務教育を修了していない者についても,満16歳以上であれば受検することができます。

 合格者は,希望する国・公・私立のどの大学・短大・専門学校でも受験することができます。また,各種の国家試験などの受験に際しても,高等学校卒業者と同じ扱いを受けることができます。

 文部科学省においては,平成12年度に「大学入学資格検定の改善等に関する調査研究協力者会議」を発足させ,資格検定の年複数回化,受検環境の改善・充実について検討を行い,資格検定の年2回実施,合格科目の削減等について提言を受けました。この提言を受け,平成13年度から資格検定を年2回実施するとともに,合格に必要な科目を11又は12科目から9又は10科目に削減することにしました。

 平成13年度第1回の資格検定は,全国で約2万600人が出願し,約1万9,000人が受検しました。出願者数,受検者数は昭和26年の実施以来,過去2番目に多い人数となりました。受検の結果,新たに大学入学資格を得たものは約7,000人おり,13年9月末現在でこの制度による有資格者は約12万5,000人となりました。また,第2回資格検定についても13年10月末現在,全国で約1万5,000人の出願がありました。

 文部科学省では,今後,平成15年4月から実施される高等学校の新学習指導要領に対応した受検科目の設定(17年度から実施予定)など,継続的に資格検定の改善・充実の検討を行っていく予定です。


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