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第2部   文教・科学技術施策の動向と展開
第1章  生涯学習時代の社会教育の活性化に向けて
第1節  すべての教育の出発点である家庭教育の充実
1  親への学習機会・情報の提供


 家庭教育の向上のために広く行われている取組として,家庭教育に関する親への学習機会や情報の提供があります。

 文部科学省では,これまでも,家庭教育に関する学級・講座を開設する市町村に対して助成するなど,学習機会の充実を図っているとともに,平成12年7月から国立女性教育会館に委託して制作した番組「家庭教育セミナー」を衛星通信システム(エル・ネット)により全国の公民館等に配信しています。

 さらに,平成13年度からは,新たに,一定の年齢の子どもを持つ親が多く集まる機会として,就学時健診や,1歳6か月健診,3歳児健診等の乳幼児健診などの機会を活用した子育て講座を全国的に実施しています。

 また,家庭教育に関する情報の提供については,11年度から,家庭でのしつけの在り方などを盛り込んだ「家庭教育手帳」を妊産婦や乳幼児を持つ親を対象に,母子健康手帳交付時,1歳6か月児健診・3歳児健診などの母子保健の機会を活用して配布しているとともに,「家庭教育ノート」を全国の小・中学校,特殊教育諸学校を通じて小・中学生等の子どもを持つ親に配布しています。なお,これらの「家庭教育手帳」,「家庭教育ノート」はPTAや子育てサークルの研修会など様々な機会に活用されています。

 さらに,平成12年度は,母親と父親が共に責任を持って子育てを担う家庭像や子どもを育てることの楽しさについて普及啓発を図るための「フォーラム家庭教育」を国立女性教育会館と三重県伊勢市で開催しました。また,テレビ家庭教育番組「親の目子の目」の制作・放送を(財)民間放送教育協会に委託しているほか,13年4月には,子育ての方法について解説した「家庭教育ビデオ」を産婦人科医や小児科医(心の専門相談医等)に配布し,病院の待合室で上映したり,妊産婦が借りられるようにしたところです。

 このほか,12年5月の「最近の少年による事件に関する文部省プロジェクトチーム」の検討を踏まえ,同年9月に「思春期の子どもを持つ親のための家庭教育資料作成協力者会議」を設置し,13年9月に,思春期の問題行動の事例等の紹介や親のかかわり方についての解説,相談窓口の紹介等を内容とする家庭教育資料「思春期の子どもと向き合うために」を作成しました。この資料は,都道府県や市町村の教育委員会やPTA等の関係団体に配布したほか,一般の親向けに市販しています。


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