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第2部   科学技術活動の動向
第4章  国際交流の動向

科学技術における国際交流は,資源,エネルギー,環境,食糧,人口等狭い地球に共存する人類全体の問題としてその解決を図るべき課題がクローズアップされてくるに従い,ますます活発化しようとしている。

これらの直面する課題を解決しつつ21世紀に向うべく,国際機関あるいは二国間の種々の協議の場においてこれらの課題の検討がなされるとともに,エネルギー,原子力,宇宙,海洋等の研究開発のような先端巨大科学技術の分野においては,近年国際間の研究能力を糾合したプロジェクト協力が重視されてきている。

天然資源に乏しく科学技術立国を目指している我が国は,国際競争力の確保を不可欠としつつ国際社会の一員としての国際協調に努めているが,南北問題への対応は最も重要な課題の一つである。とりわけ,開発途上国との協力は,開発途上国自らが開発を進め得る素地を培養する観点から,科学技術協力の必要性がますます大きなものとなっている。

科学技術協力の必要性については,これまで科学技術会議において,諮問第6号「長期的展望に立った総合的科学技術政策の基本について」に対する答申(昭和52年5月25日)等で包括的に指摘しているが,近年,開発途上国を含め共同研究を主とする科学技術協力の要望の増大に鑑み,これらの国際的動向に積極的に対応し,主として国内体制を整備するため,昭和55年8月科学技術会議総合部会の下に国際協力分科会を設置し,科学技術協力の推進について審議を進めている。

本章においては,我が国の国際交流・協力の動向として,国際連合,OE CD等の国際機関を介しての活動及び科学技術協力協定等に基づく二国間ベースでの活動について述べることとする。


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