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  付属資料
1.  主要国の技術水準及び技術開発力水準の算出根拠
(1)  技術水準の算出


ここでいう技術水準は,現在の生産力に寄与する技術の水準であると考え,これを主要先進国について定量的に比較することを試みた。試算の方法は技術水準を表わす指標であると考えられる,1)特許登録件数,2)技術貿易額,3)技術集約製品の輸出額,4)製造業の総付加価値額を取り上げて,これらを総合評価することによって国際比較を行った。

まず,内国人の特許登録件数は,現在のその国の生産力に寄与している技術の保有量を表わす一つの指標であると考えられ,また,内国人の対外国への特許出願は比較的精選されたものが出願・登録されると言えるので,その登録件数は,その国の保有する技術の質的な水準を表わす一つの指標であると考えられる。そこでこの両者を合わせたものを特許登録件数として,その国の保有する技術の量と質を表わす一つの指標とした。

また,技術輸出額(技術輸出に伴う対価受取額)の大きさはその国の保有する技術の質を表わすもう一つの指標であると考えられ,一方,外国からの導入技術は実用化された技術が多く,直接的にその国の技術水準を押し上げる大きな要因であると考えられるので,技術導入額(技術導入に伴う対価支払額)を取り上げ,この両者を合わせたものを技術貿易額として,その国の技術水準を表わすもう一つの指標とした。

次に,このようにして保有されている技術が実際の産業活動に体化されて発揮している力,すなわち,その技術の経済的効果の大きさを表わす総合的な指標として製造業の総付加価値額を取り上げ,更に,特にその技術の質的なレベルが強く反映していると考えられる技術集約製品の輸出額を取り上げて,それぞれ一つの指標とした。

これらの四つの指標についてアメリカを100として,1960年代後半及び1970年代前半における日本,西ドイツ,イギリス,フランス各国の指数を算出し,これを単純平均して,技術水準の総合指数を求めると第1表のとおりである。


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