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第3部   政府の施策
第4章  科学技術振興基盤の強化
5  標準化の推進


我が国の工業標準化事業は,現在,約7,700余にのぼる日本工業規格と,約1,100の指定品目,種目を擁するJISマーク表示制度を柱とし,生産,流通,消費の近代化,科学技術の普及などに貢献しているが,近年,我が国の社会経済情勢の変化に伴い国民生活の多様化,更に,環境問題,住宅,公共部門の立ち遅れなどによる社会のひずみが顕著になり,その実情は深刻,かつ,複雑化している。とりわけ国民の社会的要請として,消費財の安全性確保,省資源,省エネルギー化の推進,公害防止などに関する対策を早急に確立することが望まれており,日本工業規格においても,このような社会的要請に沿った規格化を重点的に進めることが必要となっている。

このため,昭和50年度においては,49年度に策定された工業標準化推進長期計画方針に基づき,国内技術水準の適正な反映と国際的技術交流を図るため,内外技術動向と国際規格などの動きを勘案しつつ,次の分野に重点を置き標準化の推進に努めた。


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