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第3部   政府の施策
第1章  科学技術関係予算

我が国の科学技術関係予算は,年々順調な伸びを示しており,昭和50年度は6,853億円,前年度比26.8%の増で,ここ数年と比較するとやや高い伸び率となっている (第3-1-1表) 。更に,科学技術関係予算を国の一般会計予算に対する割合で見ると,ここ数年,3.1〜3.2%でほとんど横ばいの傾向にあるが,50年度の割合は3.22%で前年度の割合3.16%よりわずかに増加した (第3-1-1表)

第3-1-1表 科学技術関係予算の推移

第3-1-1図 科学技術関係予算の推移

科学技術関係予算のうち科学技術振興費は,昭和50年度は3,261億円となり,前年度比24.5%増となっており,また,国の一般会計予算に占める割合は,1.53%で前年度と同じとなっている。

科学技術関係予算の項目別推移は 第3-1-2図 及び 第3-1-2表 に示すとおりである。

このうち助成費等は,近年,大規模なプロジェクトの実施に伴い特殊法人研究機関,民間などへの補助,委託の増加により増大の傾向にあり,昭和50年度も前年度比28.2%増となった。また,科学技術関係予算全体に占める割合も46年度の32.3%から,50年度は41.0%へと増加している。

第3-1-2図 科学技術関係予算の項目別推移

科学技術振興費の項目別推移を見ると 第3-1-3図 のとおりであり,最も額の多いのは,前年度に続いて国立試験研究機関経費で,26.6%増加して889億円となった。また,原子力関係費は28.0%増加して863億円,宇宙関係費は34.7%増加して703億円となり,両方を合わせると,1,566億円で全体(3,261億円)の48.1%を占めている。このように増加したのは,原子力関係費では核融合関係の研究費,新型動力炉開発費,使用済核燃料再処理施設開発費などの増額により,また,宇宙関係費では,実用衛星及びNロケット開発費などの増額によるものである。

科学技術関係予算を省庁別に見ると第3-1-3表に示すとおりである。

次に,主要国における科学技術関係予算と我が国のそれとを比較したものが 第3-1-4図 及び 第3-1-4表 である。

第3-1-3図 科学技術振興費の推移

近年,我が国の予算額は,西ドイツとともに順調な伸びをみせているが,我が国の予算額を1としたときの主要国の予算額をみるとアメリカ8.5,ソ連4.4が群を抜いて大きく,西ドイツ2.0,フランス1.6,イギリス1.2となっており,絶対額では,まだ,これら諸国の水準から立遅れている。

更に,科学技術関係予算の一般会計予算に占める割合をみると,アメリカなど主要国は4〜6%であるのに比べ我が国は3.2%と低い状況にある。

第3-1-2表 科学技術関係予算の項目別推移

第3-1-4図 主要国の科学技術関係予算

第3-1-3表 昭和49,50年度省庁別科学技術関係予算

第3-1-4表 主要国の科学技術関係予算


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