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第1部   科学技術発展の回顧と新たな課題
第2章  社会開発分野における技術革新への期待

科学技術は第1章に述べた発展傾向をたどってきたが,技術開発の担い手の中心は民間企業(特に製造業)であり,民間企業の性格上,1)社会制度の変更を必要とせず,市場メカニズムによって需要と供給が結びつくもの,2)民間の資金負担能力の範囲内のもの,3)成果が新製品・新製法の開発に結びつきやすいものなどを中心とする傾向が強かった。このため,1)産業技術に比べて,社会開発関連技術が立ち遅れ,2)また,主要先進国に比べて,資源・エネルギー,原子力,海洋開発,宇宙開発,大型航空機,大型電算機などの大規模技術及び超マイクロ波技術,極限技術,微生物利用技術,触媒技術などの基盤的技術が立ち遅れている。

このことは今後の科学技術政策上の重要課題であるが,「はじめに」でも述べたように,この白書においては焦点を絞って分析することとしているので,以下,このうち社会開発関連技術のみを取り上げることとする。


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