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第3部   政府の施策
第4章   科学技術振興基盤の強化
6   科学技術の普及啓発活動


科学技術の円滑な振興を図るためには,普及啓発,表彰,技術普及等を通じ,科学技術の広範な浸透に努めるとともに,これに対する国民の理解と協力を求めることが不可欠である。

(1)普及啓発

国民一般の科学が術に対する関心を高めること,特に,次代を担う青少年に科学技術の重要性を認識させ,科学する心をかん養していくことが科学技術を振興するために重要である。そのため昭和49年度には,科学技術に関する広報誌(「あなたの科学技術」等)の作成及び配布,科学技術映画(「酵素」,「見る」等8本)の製作及び貸出し,テレビ・ラジオ(「知らない?知つてる」,「75年世界の冬」,「明日への科学」等)の放映及び放送,講演会及びセミナーの開催等を行つた。特に,「科学技術週間」,「原子力の日」等の科学技術関係記念日こは各種記念行事を総合的に集中して実施した。

また,地方における科学技術振興に関する諸問題等の検討などを行うために地方科学技術振興会議(東北,中部,中国,四国)を開催するとともに,49年度は,鹿児島県に対してサイエンス・カー購入の助成を行つた,

(2)表彰

科学技術振興施策として,科学技術に関する功労者の表彰制度がある。技術開発,科学技術の普及啓発,科学技術の振興施策の推進等を通じて,科学技術の進歩,産業の発展,国民の福祉の増進等に貢献した者に対して国が顕彰することは,効果的な施策といえる。科学技術庁では,我が国の科学技術振興に関し最近顕著な功績をあげた者には科学技術功労者表彰,優れた創意工夫によつて各職域における科学技術の改善向上に貢献した勤労者及び,小中学生の創意工夫の育成に顕著な成果をあげた学校には創意工夫功労者表彰を行い,科学技術の普及啓発を図るなど,科学技術水準の向上に努めている。

(3)技術普及

技術士制度は技術普及に大きな貢献を果たしている。本制度は,科学技術に関する高度の専門的応用能力を有するものを政府が技術士として認定し,技術士がその業務として行う科学技術に関する高度な専門的事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれに関する指導を通じて我が国の科学技術の普及と水準向上を図るものである。本制度の創設以来昭和50年1月20日までに,延べ累計9,875名の登録を見ており,広く各分野において技術の指導に当たつている。

このほか,中小企業における技術改善に関する助成,注目発明の選定等発明の奨励が行われている。


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