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第3部   政府の施策
第4章   科学技術振興基盤の強化
5   標準化の推進


我が国の工業標準化事業は,現在,約7,500余にのぼる日本工業規格と,約1,000の指定品目,種目を擁するJISマーク表示制度を柱とし,生産,流通,消費の近代化など科学技術等の普及に貢献してきたが,近年の社会,経済における情勢の変化に対応して,新しい観点に立つて工業標準化事業を推進することが必要となつている。

したがつて,昭和49年4月に,昭和49年度を初年度とする工業標準化推進長期計画を策定し,次の分野に重点を置き,日本工業規格の制定,改正に努めた。1)国民生活の質的向上に資するものとして,消費財の安全性を中心とした品質の向上及び住宅の建設費の低廉化等の推進,2)良好な社会環境の確保に資するものとして汚染物質の測定方法及び測定装置の精度の向上,3)安全で快適な労働環境確保に資するものとして機械の装置等の安全化等並びに,4)産業の発展促進に資するものとして電子機器や部品の信頼性の向上及び情報処理の円滑化等がそれである。

更に,このような制度改正活動と併せて必要なものについては,積極的に品目指定を行い,JISマーク表示制度による技術の普及を図つた。

また,国際標準化事業についても,国際標準化機構(ISO),国際電気標準会議(工EC)など国際会議への参加,国際規格案の審議,国際規格原案の作成等,国際標準化の一層の促進と国際脇力の推進を図つている。


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