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第2部   科学技術活動の動向
第4章   国際交流の動向

近年,環境問題,資源・エネルギー問題,食糧問題,人口問題といつた世界的な広がりを持つ諸問題が,南北問題とともに人類共通の課題としてクローズアツプされ,これを背景として科学技術の国際交流を巡る世界の動きはとみに活発化してきている。このような状況の下で,我が国の国際的な地位の向上に伴い,国際社会の一員としての責務,特に開発途上国に対する責務の重要性が増してきている。また,同時に,先進国との科学技術交流の必要性が高まつており,1974年においては,フランス,西ドイツとの間で科学技術協定が締結されたほか,国連の「資源特別総会」,「世界人口会議」,「世界食糧会議」等の各種国際会議に積極的に参加するなど,我が国は国際的連帯意識に基づいた科学技術の国際協力を一層重視するようになつている。

以下,我が国の科学技術に関する国際協力活動について,国際連合(UN),経済協力開発機構(OECD)等の国際機関における協力活動と,我が国と特定国間で締結される科学技術協力協定に基づく二国間協力とに分け,その現状と動向を述べる。


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