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第2部   科学技術活動の動向
第3章   技術貿易及び特許出願の動向

我が国の技術水準は,多くの分野で先進国に追いついたが,国際的に通用する新製品,新技術を自主的に開発する技術開発力については先進国との間に依然として格差が存在すると見られている。

これを技術貿易の動向から見ると,活発な技術導入が依然として続いていることは我が国の技術水準がその消化と多様な応用を通して向上していることを物語るものであろうが,一方,技術輸出が低いことは,我が国の技術開発力がいまだ低いことを示すものといえよう。

また,特許の動向から見ると,我が国は国内への出願に比べて外国への出願が極めて少ないが,このことも我が国の技術開発力が低いことを示すものといえよう。

今後の我が国の安定した発展を達成するためには,導入技術の消化吸収という従来のパターンを打破して独創性の高い技術の自主的な開発により以上の努力を払うことが必要である。

以下,本章においては我が国の技術水準,技術開発力と密接な関係を有する技術貿易と特許出願に関して昭和48年度の動向を中心に述べる。


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