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第1部   安定的発展への新たな要請と科学技術
第4章   産業の新展開に貢献する科学技術
第4節   共通的基盤的科学技術の動向
5   測定技術


測定技術は,測定手法や測定機器の部品,材料が近年急速に改善された結果,より高精度,高能率化し,従来は測定できなかつた多くの量の測定が可能になつている。これらの測定技術は加工,組立,検査等各種産業の製造プロセスに組み込まれ,システム化されている。

特に,最近は高温高圧等極限状態における諸量の測定,地震予知,大型建造物の構築などの面から,レーザを利用した大寸法や長距離の精密測定,1,000トンを超ええる大荷重の精密測定,石油パイプライン,排煙,排水等連続大流量の精密測定に関する技術進展が著しい。

これらの直接的な測定技術の問題のほか,測定精度が向上するに伴い,計測時における人間の果たす役割が再び注目されてきており,高度な機能を持つ人間についてその生体機能などの検出素子,変換機構などについて検討が進められるとともに,心理量の計測,評価法を確立して精密測定の自動化技術と組み合わせ,測定者の検査,測定能力,測定機器の操作性,制御性などの評価法を開発する試みが始められている。

また,これらとあいまつてパターン,欠陥,官能量,各種製品の品質等を自動的に計測し検査する高次計測技術の開発研究も進められている。

更に,公害問題を契機として,大気汚染,水質汚濁,騒音,振動等についての新らしい測定法,分析,測定機器の開発も進められている。


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