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第2部  科学技術活動の動向
第5章  主要国の科学技術政策
4  西ドイツ
(4)  研究投資



1 科学技術関係予算

連邦政府における研究開発を主として行つている研究技術省の予算で見ると,1973年は連邦政府総予算の約2.6%となつている。

前年に比べて増加の著しいのは新技術開発で,前年比41%増となり,省全体に占める予算のウェイトも12.7%と高まつた。これに反し,宇宙航空研究分野は減額となり,また,原子力研究分野も5.5俗の増にとどまりウェイトも46%から42%となつた。この予算で見る限り,従来の原子力,宇宙のビッグサイエンス分野に代わつて,環境科学技術,海洋研究を含む新技術開発,情報科学技術に高いプライオリティが与えられている。

第2-5-7表 研究技術省の予算  (単位百万DM)


2 研究開発費

西ドイツにおける研究投資及び科学技術関係費の合計は,1971年,政府関係費の増加と経済環境もあつて大幅に増加し,214億DMに達した。また,研究投資は同年約156億DMとなつた。この結果,研究開発費のGNPに対する比率は1969年3.0%,1970年2.O%,1971年2.1%となつた。

一方,ドイツ産業界の総使用研究開発費は104億6710万DMであつたが,この内の87億3500万DM,83.2%は産業界によつて支出されたもので政府資金等他からの資金源は16.8%に過ぎなかつた。使用研究費を業種別に見ると,鉄鋼・機械・輸送用機器(機械11.4%,車輌14.6%,航空機12.4%)が全体の39%,化学工業24%,電子機器が23.3%で,これらの業種で全体の86.3%を占め,1969年に比べて集中度が一層顕著になつている。


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