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第2部  科学技術活動の動向
第5章  主要国の科学技術政策
4  西ドイツ
(1)  概要


西ドイツの科学技術政策の基本的な方向は,科学技術を政策全体の一部をなすものとしてとらえ,教育,農業,保健,社会,経済,環境の諸政策及びヨーロツパ統合政策,外交,防衛政策との関連において決定されるものであるとし,これによつて国民生活の総合的な向上に力点を置いていることである。したがつて,連邦政府は各州との協力を通じて広範な基盤に立った科学技術能力の確保を図る一方,これを社会的要請に合致させるため,次のように計画的かつ重点的な運用を図つている。

1社会的課題を解決する上において,研究活動は生活の向上に寄与するばかりでなく,技術変化に伴う好ましくない影響を減少させることも必要であるとし,既存の研究計画を再検討し,研究計画の重点的推進を図つている。
2経済の面では,技術革新は単に経済成長の実現に資するものであるだけではなくより良い生活条件の創造のための手段であるとし,こうした観点から産業界における技術革新を推進している。
31,2のほか,健康,環境など各課題別に重要分野を定め,科学技術政策を展開している。
4基礎研究も科学技術全般のポテンシャルを高めるとの観点から重視している。

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