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第2部  科学技術活動の動向
第5章  主要国の科学技術政策
1  アメリカ
(3)  研究投資


アメリカの研究費は年々増大の傾向を示しており,1973年度の総額は300億ドルの大台に達するものと見られている。これは1972年度に比し3%の増,1962年度に比し75%の増である。

しかしながら,研究費のGNPに対する比率は,1973年度は2.4%と推定され,1967年度3%,1972年度2,5%と下降する傾向を見せている。連邦政府の研究費は,1966年度〜71年度の間,国防及び宇宙開発に対する支出が減少傾向にあつたため,全体として140〜150億ドルの間を推移してきたが,1971年度以後主に国防と健康維持の分野で研究活動が活発化し,1973年度には170億ドルの大台に達した。アメリカでは,政府が研究開発の先導的推進者の役割を果たしており,政府の負担割合は,他の国に比較して極めて高い。しかし, 第2-5-2図 に示すように近年,政府以外からの支出増加が著しかつたので,負担割合は1967〜73年度の間に61%から53%に下降している。この差の大部分は政府に次いで負担割合の高い産業界が担つており,1973年には前年に比し7%の負担増を示すものとされている。

第2-5-2図研究費の推移(1953〜73)


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