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第2部  科学技術活動の動向
第2章  科学技術情報活動の動向
1  科学技術情報の生産


科学雑誌は17世紀にJournal des Scavantsがパリにおいて,Phi1osophi-cal Transactions of the Royal Societyがロンドンにおいて最初に出版されて以来,18世紀中期頃には10誌,1800年頃には100誌,1850年頃には1,000誌,20世紀初期には約1万誌と増加し,現在では,世界中で3〜10万誌が定期的に発行されていると推定されている。

不定期刊行物である会議レポートやプレプリントなどの発生源である国際的な科学技術関係の会議の数も,1950年に1,000程度であつたものが,1960年には約2,000,1968年には約3,500と増加してきている。

次に,科学技術情報の生産者について見ると,学位を持つ科学者,技術者の数は,17世紀中頃には世界中で1万人程であつたが,20世紀初期には約10万人,1950年には約100万人に達したといわれている。この他科学技術情報生産には,学位を持たない科学者,技術者,及び統計上ではは握されない分野の研究者などが関与していると思われるので,結局,現在,1,000万〜2,000万人が様々な形で科学技術情報の生産に関与しているものと推定されている。

このようなことから,科学技術情報の発生量は飛躍的に増加していると見られている。

科学技術情報量の増加に伴い,書誌学的な索引作成又は抄録作成のような二次資料作成が1830年頃より専門家によつて行われるようになり,その後,50年ごとに10倍ずつ増加した。また,これとともにこうした業務を行う専門の機関が発生し,最近では世界で1,800以上存在している。

現在,これらの二次資料も数多く存在し,抄録誌の収録件数も年々増加している。 第2-2-1図 は代表的な抄録誌ケミカル・アブストラクツ等4誌の収録件数の増加状況を示したものである。

第2-2-1図 代表的な抄録誌における収録件数の推移

また 第2-2-1表 は我が国の中枢的な科学技術情報サービス機関である日本科学技術情報センターが発行している科学技術文献速報等の二次資料における収録件数を示している。

第2-2-1表 文献速報及び特許速報等の収録件数


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