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第1部  社会発展基盤の強化と拡大のために
第3章  新領域の開拓
第3節  多目的利用を目指す宇宙開発


宇宙開発は,科学研究の分野においては,ロケット及び人工衛星により宇宙空間の科学観測が行われ,実用分野においては,人工衛星により通信や気象観測が行われるなど人類の活動領域を大きく拡大してきた。

更に,近年は宇宙開発技術の進歩により水,空気,土地利用の状況調査も含めた広い意味での地球資源観測が進められており,宇宙開発は,環境管理や資源探査においても大きな役割を果たすことが期待されている。

近年における宇宙開発は,国の威信をかけたビッグプロジエクトとしての性格が薄れ一時のような華やかさがなくなつたものの,人工衛星の打上げ国がアメリカ,ソ連両国ほか10数か国にも達し,すそ野が広くなつている( 第1-3-1表 )。

我が国においても,現在,宇宙開発計画に基づいて気象,通信及び放送衛星の早期打上げを目指した開発が進められている等,利用目的が多様化し,宇宙開発は活発化している( 第1-3-2表 )。

第1-3-1表 国別,年次別,人工衛星等打上げ成功数(1973.12.31現在)

第1-3-2表 我が国の人工衛星打上げ画


宇宙活動は,直接宇宙に打ち上げられ,各種のミッションを行う宇宙機(人工衛星,宇宙ステーション,惑星探査機等),これらの宇宙への輸送手段であるロケット及び人工衛星を打ち上げ,追跡し管制する為に必要な地上施設,設備を用いて実施される。

ロケットと人工衛星は,宇宙活動の主役をなすものであるので以下これらについて,その現状と将来の展望について述べる。


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