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第3部   政府の施策
第2章  政府機関等における研究活動
4  多分野の協力による研究開発の推進
(2)  宇宙開発


わが国における宇宙開発は,宇宙開発委員会が策定し,見直した宇宙開発計画および内閣総理大臣の定めた宇宙開発基本計画に沿つて推進されており,その研究開発は宇宙開発事業団,東京大学宇宙航空研究所等をはじめとする各機関において推進されている。

宇宙開発事業団では,技術試験衛星I型および電離層観測衛星の開発,技術試験衛星2型の検討ならびにNロケットの開発,製作を進めるとともに,種子島および筑波における宇宙センターの建設等諸施設の整備を行なつた。

東京大学宇宙航空研究所では,昭和47年8月,M-4S-4号機によりわが国4番目の衛星であり,2番目の科学衛星である「でんぱ」の打上げに成功したが,引き続き昭和52年度までに6号までを打ち上ちげることとし,準備を進めている。また,これとともに二次噴射推力方向制御装置の付加等Mロケットの性能向上を図つている。

このほか,科学技術庁,通商産業省の研究機関において,ロケットエンジン,誘導センサ等人工衛星やロケット関係の研究を進めるとともに運輸省,郵政省,建設省の研究機関において実験衛星およびその利用システムならびにとう載機器の研究を進めた。

一方,宇宙開発に関する国際協力の推進については,昭和47年6月,気象衛星についての調査団を欧米に派遣し,その動向を調査した。

また,昭和47年12月には,欧州宇宙研究機構(ESRO)との間で宇宙開発協力に関する交換公文を取り交わした。

このほか,NASA(米国航空宇宙局)の打ち上げた資源衛星がもたらした諸データの解析,有人宇宙空間実験計画(SKY-LAB)における共同研究,ESROの打ち上げた科学衛星の追跡等諸般の協力を進めた。

なお, 第3-25表 にわが国の宇宙開発関係予算を, 第3-26表 に主要国の宇宙開発関係予算を,それぞれ示した。


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